「あっ! この入金 今日までじゃんッ!!」
大あせりで銀行に向かったことありませんか?
「これから振り込みしても間に合うよな・・・。
でも、入金が反映されるのっていつだろう?」
大丈夫と思いながらも不安が襲いますよね。
ほんの1回支払いが遅れたからといってブラックリストに載るなんてことはないと思いますが、リーチが掛かった状態になるかも知れません。
場合によっては相手に対して多大な迷惑をかけてしまう可能性も。
早めに振り込んでおけば良いのですが、もし、それが今日だったら。
ATMから、窓口から、銀行振込が反映される時間って?
いつ相手に入金される?
引き落としに間に合わなかったら大変!
銀行振込で注意したいこと。
振り込みっていつ反映されるの?
銀行振込が相手に反映される時間は?
銀行振込が相手に反映されるのにはどれくらいの時間が掛かるのか。
まずは”銀行振込ってどんな仕組み”になっているの?
そこをしっかり知っておきましょう。
銀行振込ってどんな仕組み?
皆さんが利用している「銀行振込」は、銀行同士が「全銀システム」を利用してデータのやり取りをしています。
※全銀システムとは・・・全銀システムとは全国銀行データ通信システムのことで、銀行間のネットワークで資金決済を行ってくれるシステム。
全銀ネットと言う一般社団法人が運営していて、わが国のほとんどの民間金融機関を網羅しています。(銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、農業協同組合)
全銀システムに集められたデータは、”受取人の取引銀行”と”日本銀行”にリアルタイムで送信され決済されるのです。
振込は銀行間の直接のやり取りだと思っていたのですが、全銀システムのデータをもとに日本銀行が銀行間の決済をしていたんですね。
直接やり取りしたほうが速そうに思えますが、各金融機関が個別に処理するより日本銀行がいっきに処理したほうが確かに効率的。
このシステムの稼働時間は、”平日の9時前~15時まで”となっていて、この時間帯に振り込みをすれば「当日」に処理され反映されます。
ATMで振込が反映される時間って?
振込は皆さんATM(現金自動預け払い機)で済ませていることと思います。
高齢の方などは操作が分からなかったり不安だったりして窓口で振り込む場合もありますが、それについては後ほど。
ここではATMで振り込んだ場合、相手に入金が反映される時間を説明していきますね。
❏平日の振込
銀行が営業している時間帯であれば、ほぼリアルタイムで振込先の相手に入金が反映されます。
「全銀システム」はほとんどの民間金融機関が利用しているので、どの銀行からでもほぼリアルタイムで振込が完了するでしょう。
しかし、注意したいのは”営業開始前の時間”と、”営業終了後の時間”での振込です。
【営業開始前の時間】
ATMは営業開始(9時)の20分前くらいから利用できたりしますが、その時間に振込の手続きを完了させても反映するのは9時からとなります。(処理によっては多少遅れることもあります)
【営業終了後の時間】
営業終了後(15時)以降の時間での振込は翌日の9時に反映されるでしょう。
15時にはもう当日処理はされません。どうしても”当日に入金したい”場合はぎりぎりでは反映されない可能性があるので注意!
営業終了間近に振り込む場合は時間の余裕が欲しいですね。
❏土・日・祝日の振込
土・日・祝日でも振込はできますが、各金融機関で取り扱いや時間が違うので確認が必要。
キャッシュカードでの取り扱いが基本となっていて、現金での振込ができるところもあります。
着金が反映されるのは休日明けの営業日。
5連休であれば連休明けの営業日ですし、飛び石連休であれば合間の営業日ですね。
連休明けなどはデータの送受信や処理に時間が掛かり10時や11時にやっとなんてこともあるみたいです。
❏窓口での電信・文書扱の振込
高齢の人の多くは”操作方法が分からない”とか、”後ろで待っている人がいて焦る”のが嫌で、ATM(現金自動預け払い機)を利用しない(できない)場合が多いです。
その場合は窓口で処理をしてもらうことになります。
昔ながらの文書扱いと電信扱いの振込ですね。
現金では10万円以上はATMから振り込めないので、その場合も窓口で振込をすることになります。
「文書扱い」・・・各金融機関別に伝票を分けて郵送して処理する方法。手間や郵送しなくてはならないので2・3日掛かっちゃいます。
「電信扱い」・・・用紙に記入した振込データを行員さんがオンライン処理してくれるのですぐに入金が完了します。
都市銀行は振込手数料が同額ですが、地方銀行や信用金庫などでは文書扱いのほうが手数料が安かったりするので、急ぎでない場合は文書扱いを選ぶ人も多いでしょう。
急ぎの場合は電信扱いで即日入金が反映します。
ATMでの振込 便利な方法
ATMで振り込む場合は、振込先を入力していきますが、金融機関によっては「振込カード」「振込通帳」「振り込み登録」などがあり、
毎月の振り込む相手がいる場合はこちらを利用するのが便利ですね。
「振込カード」・・・キャッシュカードくらいの紙製カードで表面に受取人名と振込先口座が表示されています。相手先の入力は時間が掛かって面倒なのでいつも振り込む相手先がある場合はとても便利。
「振込通帳」・・・振込通帳があれば振込金額・振込先・受取人などが記帳され、同じ振込先に繰り返し使えて便利です。
「振込登録」・・・キャッシュカードで振り込む時に振込登録をすれば次回以降簡単になります。
夜間もOK!24時間リアルタイムの振込・送金
どうしても今すぐお金を振り込みたい!
そんな場合は”ネットバンク”で24時間どの時間でもすぐに送金できるリアルタイム振込(送金)を利用しましょう。
遠方で暮らしている家族がどうしてもお金が必要となった時など、時間を待たず、選ばずに送金することができます。
今はコンビニのATMで24時間引き出しは可能です。もしものときには役立つことでしょう。
しかし、このシステムを利用するには双方が同一のネットバンクに口座を開いて置かなくてはなりません。
同じ銀行間のみでリアルタイム取引ができるのです。
❏24時間リアルタイム振込(送金)が可能なネットバンク・都市銀行
・セブン銀行
・楽天銀行
・ジャパンネット銀行
・ソニー銀行
・住信SBIネット銀行
・じぶん銀行
・ゆうちょ銀行
・みずほ銀行
・三井住友銀行
・東京三菱UFJ銀行
・りそな銀行
など多くのネットバンクや都市銀行があり、ゆうちょ銀行や都市銀行ではネットバンキングの申し込みをすれば24時間リアルタイムで利用できます。
〈番外〉会社から振り込まれる給料の場合
個人の支払いや仕送りなどの送金以外に、忘れてもらっては困るのが会社から振り込まれる給料です。
これは、1人、2人の問題ではなく数十、数百、数千、数万の従業員に関わることなので、遅れてしまったでは済まされません。
そのため会社の給料などは、普通、数日前には振込予約をしています。
給料日当日の明け方には入金されているはずなので、営業開始時間(9時)と同時には必ず入金確認できるはず。
当然、土、日にかかれば翌営業日の営業開始時に反映となります。
銀行の引き落とし!振込が反映される時間の結果は?
ATMからの銀行振込は、平日であれば「ほぼリアルタイム」で送金先に入金が反映されます。
でも、営業時間内ですよ!
15時ギリギリは危険ですので余裕を持って振り込みましょう。
金融機関への振り込みであれば引き落とし日に何度か確認したりしますが、15時に振り込まれていれば問題ないはずです。
その他の振り込みも入金日は通常同じ扱いとなるはず。
時間が気になる時は窓口よりもATMのほうがまだ待たずに処理できるかもですね。
でも現金なら限度額には注意して下さいね!
10万円までしかできません。。。
まとめ
しかし、今はありがたいですよね。
もしもの場合は”ネットバンキング”で夜中でも入金ができて、
コンビニのATMで夜中でも現金引き出しが可能です。
そのうち全ての取引で、”いつでもどこでも”
リアルタイムで普通に振り込みすぐに引き出すことができる時代がやってくるでしょう。
でも現在の振込が反映される時間はご説明した通りのようです。
銀行の引き落としがある時はくれぐれも注意して下さい。
1つの遅れがあなたにとって重大なことになるかも知れませんよッ!!!
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