確信犯とはどんな意味?誤用されやすいランキング2位だった!

生活の知恵
スポンサーリンク

確信犯ってよく聞くけれど本当はどんな意味だっけ?

 

そんな思いから検索してここにきた あなた。

この言葉はよく聞くのですが、多くの人が”間違って”使っている言葉なのです。

 

間違った意味で使われる言葉の”第2位”にランクインされているのが

「確信犯」

ど~りで気になるはずですッ!

 

今後、間違わないためにも覚えておきましょう。

確信犯が日常で誤用される場面とは?

確信犯の本当の意味とは?

 

 

確信犯がよく使われる場面とは?

 

あなたはおそらく「確信犯」と言う言葉を使ったことがありますよね。

 

自分自身が使った記憶が無かったとしても、

周りの人が使っていたり、テレビや雑誌などメディアで見聞きして、

ほとんどの人が知っている言葉だと思います。

 

この「確信犯」

どんな場面で使われていますか?

 

きっと皆さんの記憶にあるのはこんな時だと思います。

 

「確信犯」が日常で使われている場面

 

☑パターン① ”やっかみ”

誰かの言動・行動で、自分や他人に対して”問題”が起こった時、

「ど~思ってんの? アイツのせいでこんな事になってるのに! しらばっくれて!」

と、怒りのボルテージがおさまらず、悶々とした時を過ごした経験はきっとありますよねッ!

問題を引き起こした張本人が得をして、悪びれずにしらばっくれているとなおムカつきます。

 

この場合は、悪い事、もしくは良くない事と知りながらも、自分の欲望の為に物事を誘導する様(さま)に対しての怒り。

分かっているのに良くないことををして、その結果自分の利益を求める行動に納得がいかないのです。

自己中心的な人が起こしやすい行動ですね。

 

しかし、見方を変えれば、ある種”やっかみ”ともとれます。

※やっかみ・・・妬み(ねたみ)や羨み(うらやみ)。自分に劣等感を感じている様。

 

自分は我慢しているのに相手は上手に立ち回り得をする。

世の中はこういった人が得をするようになっています。残念ですが・・・。

 

そんな時に良く使われる言葉がコレ。
”アイツ(あの子)確信犯だッ! ”
わざとらしい”行動や言動”が多い人に対して

「確信犯」は日常的に使われています。

 

☑パターン② ”犯罪”

悪いことであるとわかっていながら行う犯罪。

コレは多くの人が使うパターンです。

 

自分の利益のため、自分が楽したいため、あるいは恨み。

これらのために法律、あるいはルールを無視する行為。

これらのことを日常では「確信犯」って使うことが多いですよね。

 

例えば、脱税

知らなかった場合は申告漏れと言われますが、

あの手この手を使って所得隠しをするのは犯罪です。

悪いことと知りながらもうまく法の目をくぐり抜けようと考えます。

 

例えば、傷害や窃盗などの事件

衝動的に起こしたのではなく、明らかに計画的だと思われるもの。

周到な計画で罪を犯し、事件後も悪びれずにしらばっくれています。

 

 

しかし、これらは以前「確信犯」ではなく別な言い方をされていました。

故意に法律やルールを無視することから「故意犯」と言われていたはずです。

 

誤用されがちな確信犯 本当の意味は?

 

あなたは”確信犯”をどんな時に、どういった意味を込めて使っているのでしょう。

多くの人は間違って使っているのであなたも危険ですよ。

 

確信犯とは?正しく解釈している人は?

 

ある統計では、確信犯を間違って解釈している人は”全体の73%”にも及んでいるとの結果が出ています。

そのうちの12%の人は使ったことがない(知らない)と言うのですから、

正しく解釈している人は15%しかいないということですね。

 

当然、私は全体の73%のうちの一人でした。

でも、この記事を書く上で”確信犯の本当の意味”を調べているので

今は正しく解釈している15%のうちの一人です!

 

「確信犯」とは前述したような

”悪いことであるとわかっていながら行う犯罪”

と言った意味ではありません。

 

”確信”の意味が違っているのです。

では、「確信犯」の本当の意味とは?

 

確信犯 本当の意味は?

 

確信犯の本当の意味とは、

”信念に基づいて「正しいことだ」と思い込んでする犯罪”

に対して使われる言葉です。

 

独自の信念(宗教や政治観など)に基づいて正当な行為であると確信してなされる犯罪や行為で、

本人は正しいと信じているので罪に問われることを恐れていません。

 

しかし、

「絶対に間違ったことはしていない!」

と信念があっても、やっていることは犯罪です。

 

それは将来正しかったと言われる可能性はゼロではありませんが、その時点では犯罪なのです。

確信犯の起こした行動によって多くの犠牲者を出した事例はありますから。

 

しかし、この言葉。

本当の意味ではあまり使われることはないとも言えます。

独自の信念(宗教や政治観など)に基づいて正当な行為であると確信してなされる犯罪や行為はめったに起きないからです。

 

現在よく使われるのは、

”確信犯的”

のように、言葉の下に”的”が使われるパターンですよね。

 

コレは正確には確信犯と言う意味では無いのですが、

広く使われてきた意味を示している言葉なのでしょう。

 

ぼやけたイメージではありますが、

雰囲気で理解できる言葉として、

「確信犯」と「確信犯的」

使い分ければそれで良いような気がします。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました