住民票の取り方【コンビニ編】メリット・デメリットは?

生活の知恵
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えっつ! また必要なの~

何もない時にはまったく必要ないのですが、住民票が2度も3度も必要となる年ってありますよね。

「こんなことならあの時に3枚くらい取っておけば良かった・・・。」

 

住民票が急に必要になったとしても、役所と同じ土・日が休みではなかなか取りに行く時間ってありません。

でも、おかしくありませんか?

多くの人が休みの日に役所もお休み。これでは用事が足りるわけがありません。

わざわざ休みを取ったり、時間休や半休を取ってどうにか都合をつけて向かっている人も多いでしょう。

 

本来なら土日は営業日にして平日が休みか、交代制で年中無休にするべき業務だと思うのですが、これは間違った要求でしょうか?

これらが実現しなかったとしても、融通が利かない役所以外でも住民票が取れるとしたら?

それも遅い時間まで対応してたら?

 

そんなニーズに応えるため、住民票を始め様々な証明書を受け取れるサービスがあの”コンビニ”で全国に拡大しているの知ってますか?

入口付近には絶対ある「マルチコピー機(キオスク端末)」がそれですが、きっと皆さんも見たことがあるはずですよね。

 

・コンビニで住民票交付のメリット・デメリット
・セキュリティーは大丈夫?
・コンビニで住民票交付 手順説明
・他にも取れる証明書

 

今はまだ地域は限定されますが、みんなが助かるサービスをコンビニのマルチコピー機(キオスク端末)が実現してくれているんですよ!

セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなど主力のコンビニで可能です。

 

 

役所でなくコンビニで住民票 メリットは?デメリットって?

 

コンビニで住民票が受け取れるなんて、どう考えても有り難いかぎりです。

だってそうでしょ?

こんなにメリットがあるんですから。

 

《メリット》

・役所とコンビニ。どちらが近くにありますか?

そう、コンビニのほうが断然近いですよね。

・役所は24時間営業していますか?

そう、困ったことに17:00以降は利用できません。でも、コンビニでの住民票交付が可能なのは6:30~23:00。でも、仕事帰りや出勤前でも利用できる時間帯です。

・役所は土日もやってますか?

そう、コンビニは年中無休です。とうぜん土・日でも住民票の交付が受けられます!(年末年始にかぎっては利用できません)

・役所の手数料って高くないですか?

住民票交付の手数料は300円。(地域によって違うところもあります)でも、コンビニであれば手数料は200円です。

 

 

どうみてもメリットだらけですよね!

だったらもう役所になんか行く必要は無いのですが、こんなデメリットもあったりします。

 

《デメリット》

・サービスに対応している地方自治体が少ない。

じつはこのサービスが利用できるのは、2016年12月現在、全国で289の市区町村に限られるのです。どの地域のコンビニでも利用できるわけではありません。

・「マイナンバーカード(個人番号カード)」か「住民基本台帳カード」が必要。

役所では免許証を提示すれば良かったのですが、コンビニでは「マイナンバーカード(個人番号カード)」「住民基本台帳カード」が必要となります。

まだマイナンバーカードの取得をしていない人は利用できません。

・コンビニのセキュリティーが心配。

いざ利用しようと思っても、コンビニの機械で住民票なんて個人情報取得を任せて大丈夫?

 

 

まだサービスに対応している地方自治体が少なかったり、マイナンバーカードが必要だったりするんですね。

しかし、利用できる市町村であってマイナンバーカードを持っていたとしても、私が気になるのは個人情報を扱う”コンビニのセキュリティー”であります。

コンビニで住民票を取得するにしてもセキュリティーは大丈夫なんでしょうか?

 

コンビニでッて・・・。セキュリティーは大丈夫?

 

今までは役所でのみ受け取りができた「住民票」ですが、実は2010年からコンビニで取得できるようになっていたんですね。

こんな発想を最初に取り入れたのはやはり「セブンイレブン」

さすがコンビニ業界の先駆者! 発想と行動が違います!

※住民票発行サービスを開始したのは2010年(平成22年)2月2日で、東京都渋谷区、同三鷹市、千葉県市川市などの一部の地域の店舗でスタートさせたのが始まり。その頃は「住民基本台帳カード」があれば、セブンイレブンのマルチコピー機から交付してもらい受けることができたのだそうです。住基カード(じゅうきカード)とも呼ばれていましたが、馴染みが無く私もそれが何者なのかはよく知りません。しかし、住基カードは「マイナンバーカード(個人番号カード)」に移行され、認知度も上がっているので皆さんもご存知ですよね。

 

 

現在ではコンビニで「住民票」を交付してもらうためには、「マイナンバーカード(個人番号カード)」か、以前登録した「住民基本台帳カード(住基カード)」が必要となります。

でも、コンビニの機械でマイナンバーカードを使って住民票を交付してもらうなんて”セキュリティー”は大丈夫なのでしょうか?

 

マルチコピー機のセキュリティーは大丈夫?

 

気軽に住民票が取れるのはいいのですが、コンビニの機械に任せていいの? セキュリティーは大丈夫?

皆さんはそれが心配になりませんか?

しかし、このセキュリティーの問題。答えから言えば”心配いりません”

 

マルチコピー機からお店の人が勝手に情報を検索したり一覧を出せるなら問題ですが、あなたのマイナンバーカードを読み込ませないことには個人情報は一切出てきません。

あなたが一人で操作しているのですから、基本的には利用した本人がマイナンバーカードの取り忘れや住民票の写しを取り忘れなければ何ら問題は起こらないのです。

 

こんな事を言うのは何ですが、役所の窓口で渡すほうが担当者に見られるだけコンビニのマルチコピー機より危ないかもしれませんね。

マイナンバーカードは見られ住民票の写しも見られているんですから。

 

《安心!コンビニのマルチコピー機》

・自分一人で操作しているので周りの人の目に触れずに証明書が取得できます。

・マイナンバーカードや証明書の取り忘れ防止として、画面や音声、アラーム等の取り忘れ防止対策を実施しています。

・個人情報漏洩の防止対策として、通信内容の暗号化など通信ネットワークの安全対策をしてあります。

・マルチコピー機から取得できる証明書はA4サイズの普通紙ですが、改ざん防止処理を施し証明書の偽造や改ざんを防げるようにしてあります。

 

これは人を介すより、自分ひとりでコンビニのマルチコピー機で住民票の写しを取ったほうが何だか良さそうな気がしてきましたね。

デメリットであるセキュリティーの不安が無くなったのであれば、利用できる市町村であってマイナンバーカードを持っている方はコンビニを利用しない手はありません。

 

それではその利用方法。

”マルチコピー機の操作方法”を順を追って説明していきますので、コンビニに行って迷わないように事前準備しておいて下さいね!

※住民票がコンビニから取れる地域についてはこちらを参照して下さい。

http://www.sej.co.jp/services/public.html

 

コンビニで住民票交付 マルチコピー機の操作手順

 

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トップ画面のメニュー表示だけ各コンビニで違ったりしますが、後の操作はほぼ同じですのでこちらの操作手順を参考にして下さい。

1.メニュー画面から選択

各コンビニのマルチコピー機によってこのメニュー画面のみ違いますが、「行政サービス」または「証明書交付サービス」を選択し次に進みます。

2.マイナンバーカードの読み取り

所定の場所にあるカードリーダーにマイナンバーカードを置きます。

マイナンバーカードが利用可能かどうか(利用者証明用電子証明書搭載か)確認を行います。

3.暗証番号を入力

暗証番号を入力して本人確認を行います。

マイナンバーカードを申請した時にあなたが決めた暗証番号です。

※キャッシュカードなど多くは3回間違えると当日は無効・次の日に再度となるのですが、マイナンバーカードに関してはコンビニでの使用はそれ以降無効となるそうなので適当な記憶で操作しないほうが良いです。

その場合は再度役所に行って登録し直さなければなりません。

4.カードの受け取り・取り外し

カードリーダーからマイナンバーカードを取り外します。

カードを受け取らないと次の操作には進まないので安心ですが、取り忘れのないよう注意して下さい!

5.証明書の種別を選択

取得可能な証明書の一覧が表示されますので「住民票の写し」を選択して下さい。

6.交付種別の選択

住民票の交付種別を選択します。「本人のみ」「世帯全体」「世帯の一部」のいずれかを選択します。

7.記載事項選択

住民票に記載する項目の有無を選択します。世帯主・続柄の記載、本籍地・筆頭者の記載、個人番号の記載などの有無を選択します。

8.部数選択

住民票の必要発行部数を入力します。

9.発行内容の確認

これまでに入力した内容が表示されるので最終確認をして下さい。

部数や手数料の表示もされます。

訂正がある場合には選択画面まで戻り訂正しなければなりません。

10.料金の支払いとプリントスタート

住民票の交付手数料が表示されるので料金を投入口に入れます。

必要部数のプリントがスタートします。

11.プリント完了・取り忘れを確認

印刷が終了すると案内と取り忘れ防止の音声が流れます。

住民票を取り出し、お釣りがある場合はお取り忘れなく。領収書も発行されますよ。

 

 コンビニで他にもとれる証明書

 

コンビニでは他にも多くの証明書を取得することができます。

役所でとるよりも絶対手軽で簡単です。種類はこれだけあリますよ。

 

住民票の写し
印鑑登録証明書
住んでいる市区町村の証明書
住民票記載事項証明書
各種税証明書
戸籍証明書
戸籍の附票の写し
本籍地の証明書
戸籍証明書
戸籍の附票の写し
※市区町村により、取得できる証明書の種類が異なります。

 

まとめ

 

免許証や源泉徴収票などコーピーが必要でコンビニのコピー機を使ったことがある人は多いはずですよね。

その時に操作画面で色々な選択があるので気になっていた人も多かったのでは?

マルチコピー機では、コピー、プリント、スキャン、FAX、チケット予約、スポーツ振興くじ購入などなど、使える機能満載です。

便利な時代となりましたね。

住民票はその中の行政サービスを選択すれば取れるのですが、現在は限られた地域でのサービス。

しかし、今後はマイナンバーカードの普及とともに全国に拡大されていくことでしょう。

コンビニで住民票を取ることのメリット・デメリットをお伝えしましたが、圧倒的にメリットのほうが大きいです。

マルチコピー機の操作手順も事前に確認しておけば安心ですよ!

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