大学生となった私の娘は、今年はじめての夏休みを迎えます。
小・中・高と違い長期の休みをどう過ごすのでしょう?
高校→専門の私には、全く大学のシステムが分かりません。
勉強をするのか何をするのか?同じ感覚を持つ親御さん達も多いのでは?
長い夏休みだからこそ、有意義に過ごして欲しい。
そんな気持ちから大学生の一般的な夏休みの過ごし方を調べてみました。
日本と海外でも大きく違うようですね。
日本の大学 夏休みの期間と過ごし方
《夏休み期間》
大学の夏休み期間は学校によって違いますが、だいたい7月末か8月初め~9月末くらいまでとなっているようです。
約2ヶ月間もあるので、今までとは違った事にチャレンジできそうですね。
社会も大学生として今までとは違った対応をしてくれます。
それとともに本人も、学生でありながら大人としての行動を考えていく大切な期間です。
《学生たちの過ごし方》
●アルバイト
高校時代にアルバイトを経験した人もいるでしょうが、大学生となればほとんどの人がアルバイトを始めます。
普段からシフトでアルバイトをして、学費、生活費の足しにしていることもあるでしょう。
しかし、夏休みは長期休暇を利用して、旅行気分でリゾートバイトに出掛ける学生も多いようです。
バイトと旅行を一緒に体験できる貴重な体験でもあるようです。
●国内・海外旅行
今までは家族との旅行がほとんどでしたし、社会に出れば長期休暇は中々取れません。
この時期でなければ出来ない経験の一つが長期の旅行です。
当然、大きなお金がかかりますが、良い経験、思い出になるでしょう。
●部活・サークル合宿
部活やサークル活動に参加することで、大学内の色々な人たちと関わりを持つことが出来ます。
友人関係を構築していくことで大学生活も充実していき、結果として勉強にも意欲的になります。
一人でいるよりも、仲間と励まし合うチームとしての意識を覚えるのでしょう。
●ボランティア活動
夏休みなどの長期休暇に合わせて地域でもボランティアを募集することが多いそうで、大学の掲示板にはボランティア情報が掲載されているそうです。
地域の子供、高齢者、障害のある人達との触れ合いや、街の清掃活動など参加することで、普段では気付けなかったこと知ることができます。
就職する際にもボランティア活動の経験は◎!
●自動車運転免許の取得
3年生以降になると就職活動の準備とかもあり忙しくなるので、1年生か2年生のうちに取ることが多いようです。
高校生の時は受験勉強で大変でしたし、チャンスはこの時期と言えますね。
海外の大学の夏休み
それぞれの国の気候の違いや、入学時期の違い、考え方の違いなどから夏休みや他の休みの期間は様々です。
しかし、スキルアップのために休みを有効に使うのは同じ考えのようですね。
【アメリカの大学】
アメリカの大学の夏休みは、5月、6月くらいから8月、9月くらいまでの約3ヶ月間に渡るそうです。
春休み(Easter Holidays またはSpring Break)・・・3月終り~4月のEasterの終わりまで。
夏休み(Summer Vacation)・・・5月、6月~8月、9月くらいまで。
冬休み(Winter Break)・・・12月の中頃~1月中頃まで。
感謝祭の休み(Thanks Giving)・・・11月に5~6日
アメリカの大学生の多くは、夏休みをキャリアアップのために使っているようです。
ボランティアなどの課外活動や、成績をあげて卒業を早めるために、夏休みにも授業をとったりします。
しっかりとした目的があって前に進む意識が高いのです。
【イギリスの大学】
夏休みは約3ヶ月間で、他の休みもアメリカと似た様なスケジュールとなっています。
春休み・・・3月末~4月中旬までの2~3週間
夏休み・・・6月上旬~8月の下旬までの約3カ月間
冬休み・・・12月中旬~1月中旬までの約1カ月間
有名なオックスフォードやケンブリッジ大学は、夏休みが四ヶ月近くあるそうです。
意識の高い学生たちは、その期間を有効に使うのでしょう。
【オーストラリアの大学】
夏休み……12月上旬~2月下旬までの約3カ月間
冬休み……6月下旬~7月下旬までの約1カ月間
春と秋に1~2週間程度の休み
日本とは気候が逆のオーストラリアは留学先として人気です。
【カナダの大学】
カナダの大学の多くは、年に1回しか大きな休みがありません。
期間は5月~8月の4ヶ月間で、日本の大学と年間では同じくらいの期間です。
寒い冬が長いカナダでは、気候の良い季節は一年でこの時期だけ。
学校以外での色々な体験をするために、この時期にたっぷり休みを取るのです。
まとめ
傾向として、海外の大学生はスキルアップのために多くの時間を費やし、日本の大学生はスキルアップとリフレッシュを上手に使い分けているようですね。
何にしても、充実した夏休みを過ごして欲しいものです。
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