春がやってくると新社会人や大学入学、企業は年度替わりの転勤で、転居先のアパート探しが大変な時期になってきますね。
アパートの契約にはまとまったお金が必要ですし、遠距離ともなれば簡単に車で家具や荷物を運ぶわけにもいきません。
今まで一人暮らしをしていた人が転居する場合は、現在住んでいるアパートの退去費用のことも考える必要があります。
どちらにしてもそれなりのお金が掛かるものですから安く済ませる方法を選びたいですよね。
アパート探しから家具の搬入まで、一人暮らしの人が引越しに掛かる費用の相場ってどれくらいなんでしょう。
新しい部屋に掛かる費用
住む地域によって様々ですし、物件によっても様々です。こればかりは実際に探して条件を調べるしかありません。
首都圏を例にすると、賃貸住宅に入居する為にはだいたい家賃の6ヶ月が必要と言われています。
【内訳】
礼金2ヶ月
※入居するときに家主に対して支払うお金。礼金は退去しても戻ってきません。
敷金2ヶ月
※入居するときに家主に預けておくお金。家賃を滞納している場合や、出て行く時に入居者の負担で補修する必要がある場合、敷金から充当された後、過不足金を返金・請求されます。
仲介手数料1.08ヶ月(消費税を含む)
※物件を仲介した不動産屋に支払うお金。法律でこの金額が上限とされています。
前家賃約1ヶ月
※翌月の家賃(当月入居の場合は日割り計算でプラス)の前払い。
火災保険料
※2年掛け捨てで1~2万くらい。
中には礼金や仲介手数料が不要の物件もあったり、敷金・礼金が1ヶ月だったり、物件によって様々です。
6ヶ月というのはあくまで目安なのでより有利な条件が見つかれば良いですよね!
しかし、借り主に有利な物件は、家賃が高かったり、契約審査が厳しかったり、訳あり物件だったりするので、詳細はしっかり確認しておきましょう。
出て行く部屋に掛かる費用
実家から出てアパートを借りる場合は必要ありませんが、現在賃貸住宅に住んでいる場合は清算が必要となります。
粗大ゴミの処理費用や退去時のカギ交換代、そして退出する部屋の清掃費など。
タバコ等で壁紙が汚れているとクロス張替えになるのでそれなりに掛かりますので要注意!
敷金で充当しても足りない場合が多いのです。
引っ越業者に掛かる費用の相場は?
荷物の量や距離によって違いますが、引越し業者によっても開きがあるようですね。
およその目安はワンルームや1DKの場合で5~10万円程度と言われていますので、幾つかの業者で見積もりを出してもらうのが良いでしょう。
ちなみに日通は、大型ベッドでもない限り”単身パック”を利用すれば5万程度で済むようです。
容量が決まっていますが、ボックスを2つ利用すれば次の様な荷物くらいは余裕。
【例】
液晶テレビ30インチ
冷蔵庫100cm位
洗濯機3.0kg位
テーブル
タンス
テレビBOX
布団
マットレス
ダンボール荷物大5個程度
あくまでも例なので、必要な荷物の量から色々調べてみるともっと安い所は見つかるかも。
必要な物は買ったほうがマシ?
新たに大学進学や就職で遠方に行くお子さんを送り出す場合は、年に何度か帰省することを考えると、現地で新しい物を買い揃えたほうが良い場合もあります。
借りた部屋の間取りによってはかなり設置しにくい場合が多いですから。
テレビ・ベッド・マットレス・布団・冷蔵庫・洗濯機・洋服ダンス・他小物・・・。
15~20万もあればみんな揃います。
新たな気持で希望を持って向かうのですからこれくらいどうにかしてやりたいものです。
が、一人暮らしの引越しをとにかく安く済ませることを考えるのでしたね・・・。
一人暮らしの引越し費用を安く済ませるには?
敷金、礼金、仲介手数料のなるべく安い物件を探しましょう。
場合によっては家賃の3ヶ月分で済むものもあります。
6万のアパートなら前払家賃など含めても25万くらい、日通の単身パックを利用して5万くらいの30万。
これくらいで済ませられれば良いですよね~。
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