鎌倉には、あじさいの名所と言われる場所が幾つかありますが、
別名”あじさい寺”とまで呼ばれる名所中の名所はココ。
2017年、今年も鎌倉にあじさいを見にいくのなら、
「明月院(めいげついん)」に行かなくてどうするの?ってくらいです。
境内に植えられた見事なまでの青一色のあじさいは、
「明月院ブルー」
と称され、この時期の鎌倉を代表するものとなっています。
・明月院のあじさいとは?
・明月院のあじさい2017年の見頃は?
・見頃の混雑状況は?
想像以上に混み合いますのでしっかり下調べしてから向かいましょう。
鎌倉の明月院のあじさいとは?
明月院に咲くあじさいは、
「明月院ブルー」
と称される、鮮明で濃い青色をしています。
品種は「ヒメアジサイ」と呼ばれる青系統の花が咲くあじさいで、
早い時期は水色なのですが、円熟することでブルーに変化します。
これほど鮮やかな青色が生まれる理由には、明月院の土壌も影響しているのでしょう。
※ヒメアジサイとは?
ヒメアジサイは”四季咲きヒメアジサイ”とも言われ、それだけ長い期間咲いているあじさいです。
実際は6月から咲き始めて、12月くらいまで咲いている場合もあるそうです。
ホンアジサイ(在来の手鞠のアジサイ)と間違われることが多いのですが、
ヒメアジサイは花の形に特徴があり、5個程度の花房に分かれていて、花の形がゴツゴツした感じです。
鎌倉では元祖あじさい寺の「明月院」、新あじさい寺の「長谷寺」が双璧と言われています。
長谷寺のあじさいは40種2500株。
明月院のあじさいは2500株のほとんどがヒメアジサイ。
(全部ではない模様、9割くらい?)
長谷寺は敷地が広く、多くのお堂や施設もあり、あじさいの種類も豊富で”テーマパーク”のような賑やかさ。
しかし、明月院は、ヒメアジサイの”ブルー”で、非常に情緒ある景観であります。
うっとりする心落ち着く空間を求めるなら、統一感がとれた明月院を選択しましょう。
鎌倉の明月院 2017年のあじさいの見頃は?
明月院のあじさいの見頃は、
例年で言うと、6月上旬から7月上旬までの間でしょう。
一番の見頃を目指すのであれば、
6月中旬~6月末には行きたいものです。
とうぜん今年も一番の見頃時期に向かいましょう!
でも、近年の気候温暖化から少し早い見頃になることは予想できますね。
いろんなものの時期が早まっています。
6月の初旬にもしかしたら見頃をむかえるかも知れません・・・。
しかし明月院のあじさいは”ヒメアジサイ”なので咲いている期間が長いこと、
そして明月院はあまり日当たりが良くないことから、
他の名所よりはあじさいを長く楽しむことができます。
見頃の予想が外れたとしてもきっと
楽しむことができますよ!
※明月院は、あじさいだけではなく花菖蒲もおススメです。
花菖蒲は明月院本堂の裏に広がる後庭園で見ることができます。
明月院のあじさい観賞 混雑状況は?
あじさいのシーズン中は、入場規制がかかるほどの大混雑となります。
覚悟して向かわなければなりません。
待つのが苦手な人は別の所に行ってね!
【土日の混雑状況】
・混雑時は入場規制がかかります。
・ピーク時の土・日は入るまでに2時間前後並ぶことも!
・混雑時は境内で立ち止まっての写真撮影は迷惑になるので気をつけましょう。
【平日の混雑状況】
・平日でも行列ができることがあるので注意。
・平日のピークは10時頃。多くの人が押し寄せます。
・朝8時~10時頃に行けば、比較的ゆっくり落ち着いてあじさいを見ることができます。
※拝観時間・・・6月は8:30~17:00(通常は9:00~16:00)
※料金・・・6月は大人500円、子供300円(通常はどちらも300円)
アクセス 交通手段
名称・・・「明月院(めいげついん)」
住所・・・神奈川県鎌倉市山ノ内189
《アクセス》
明月院には駐車場が無く、周囲の駐車場も少ないため、車で向かうのはやめたほうが良いでしょう。
電車で向かうのがオススメですね。
東京方面から向かうのであれば、JR横須賀線に乗り北鎌倉駅で下車。
明月院は北鎌倉駅から徒歩10~15分程度のところにあります。
まとめ
あじさいを見に鎌倉へ向かうのであれば、
明月院を外すことはできません。
時間の余裕があれば他の名所を訪ねるのもアリですけどね。
ただ、この時期は雨が多いので、無理せずにゆっくり
「明月院ブルー」
を楽しみましょう。
みなさん入場するまでで、すでにお疲れでしょうから。
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