日本のクリスマスの”食”の定番はケーキと「チキン」。
昔、鶏のもも肉にかぶりつくのは1年を通してこの日くらいでした。
なぜなのかは分かりませんがクリスマスにはチキン。
しかしこの風習は日本人だけで、独自の文化だって知っていました?
どうして日本人だけクリスマスにチキンを食べるようになったのか。
その謎に迫ってみます!
何故クリスマスにチキンを食べる?
1552年、フランシスコ・ザビエルが教会に信者を集めて降誕祭を行ったのが日本で初めてのクリスマスだそうです。
キリスト教の禁止や戦争などで行われない時期がありながらも、一般家庭に行事として定着しのは1950年頃。
クリスマスはイエス・キリストの降誕(誕生)を祝うミサなので、もともと日本人には関係ない行事なのですが、なぜこれ程まで定着し風習となったのか?
それは1950年頃に、三越や伊勢丹などの百貨店が商業戦略、広告宣伝活動として活発に取り入れたことから始まります。
同じように「クリスマスに”チキン”」が定着した理由。
それはケンタッキーが拡めた商業戦略、広告宣伝活動が始まりなのです。
日本でチキンを食べる理由
キリスト教圏ではクリスマスに七面鳥(ターキー)の丸焼きを”ご馳走”として用意します。しかし、日本では入手困難などもあり七面鳥を食べる習慣は根付きませんでした。
それに替わるものとして打ち出したのが「ケンタッキー・フライド・チキン」
日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFCJ)は、1974年に「クリスマスにはケンタッキーでチキンを」というキャンペーンを展開して大人気となり、その後、日本ではクリスマスにチキンを食べることが風習となっていったのです。
日本人がクリスマスにチキンを食べるようになったのは、ケンタッキー・フライド・チキンの商業戦略が始まりだったとは!
クリスマスのチキンはどれを選ぶ?
クリスマスのチキンの定番は、日本に拡めたケンタッキーの”フライド・チキン”
スパイシーな衣と鶏肉の相性が良く、脂っぽいけど美味しいですよね!
でも、クリスマス当日は混んでいて買うのもひと苦労。
ケンタッキー以外で美味しいチキンを選ぶとしたら?
クリスマスに食べたい美味しいチキン
【コンビニチキンの実力】
コンビニの開発力は侮れません。
各社ともチキンには相当力を入れているようです。
ファミリーマートの「ファミマプレミアムチキン」とローソンの「黄金チキン」は、味が濃く衣が”カリッ”としていてビールに合う感じ。
セブンイレブンの「揚げ鶏」は衣が薄く肉厚で、味付けも薄め。肉の味を味わえます。
【スーパーのチキンは◯?☓?】
大型スーパーにも多くのチキンが用意されています。
予約無しでも買えるので、事前に予約をしていない人はスーパーへ。
昔はしなっとしたチキンしかありませんでしたが、最近は衣もパリッとしていて味でもガッカリはさせません。
地域によっては人気の高い「カレー味」のチキンもムチャクチャ美味いです!!
【自分で作るクリスマスチキン】
手間や心を込めたいのなら自分で作るクリスマスチキン。
普段作らないような鶏の半身をカリッと揚げれば買ってくるよりも美味しかったりします。
塩コショウを振ってオリーブオイルで炒めるだけでもジューシー。
今はクックパッドで色んなレシピがあるので是非挑戦してみたいものです。
まとめ
クリスマスのメインはプレゼント?ケーキ?雰囲気?チキン?
どちらにしても日本人にはお祭り騒ぎのイベントです。
クリスマスにチキンを食べる事に大きな意味はありません。
しかし、1年の中でもビッグイベントとなっているからには、チキンにも手を抜きたくは無いですよね!
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