美容師さんに嫌われるお客って?
自分がどう思われているのか気になりませんか?
私は元美容師。接客が苦手で別の道を歩んだのですが、
ほんと美容師って職業は気を遣います!
今でも年に1,2回はその頃の同僚と飲みに行く機会があり仕事の話をするのですが、”あるある”的なやりにくいお客さんの話題が出てきます。
仕事ですからできるだけニコニコ笑顔をつくっていますが・・・。こんなお客さんには困りもの(汗)
嫌われるお客さんの行動には、
気を遣ってくれているのに施術ができなくてイライラしてしまうパターンと、
まったく気を遣ってくれなくて頭にきちゃうパターンの2つがあります。
それぞれどんな状況で美容師さんが嫌がるのか?
あなたもこんな行動には注意して下さいね。
良かれと思い気を遣ってくれるパターン
あなたが良かれと思い気を遣っている行動が、美容師さんには”やりにくいッ”と思われているパターンです。
こんなことを意識的に、もしくは無意識に行っていませんか?
頭を動かす
頭を動かされるとホントやりにくいですッ!
お客さんと会話をするたびに頷かれたり、時には後ろに振り向いたりする人もいます。
カットしてる時やカラー剤を塗布している時に頭を動かされるとスタイリストさんは最悪な気分となるので注意して下さい。
こんな時はお客さんと”話すのやめようかな”とさえ思ってしまいます・・・。
これはその人が話す時の癖なのかも知れませんが、緊張していて”ちゃんとリアクションしなきゃ”と考えてのことかも知れません。
でも、頭を動かされると美容師さんにはとても不都合なことが起きます。
《カット中》
頭を動かされるとカットする部分も動きます。
せっかくカットする部分の髪を引き出して指で押さえていても、あなたが大きく頷いたらスルッと抜けてしまいます。
こんなこと何度も繰り返していたら、美容師さんが嫌になるのも分かりますよね。
後ろを振り向かれた時なんかは”パシッ”って頭を叩きたくなります。ホント。
《カラー中》
酸性カラーは地肌に付いたら取れません。
だから美容師さんはかなり慎重にカラー剤を塗布しています。
とくに地肌近くを塗っている時は息を殺して”0(ゼロ)”を攻めているので、そんな時に気軽に頭を動かされて地肌に付いたら
”どうしてくれるのッ”って感じです。
この時は絶対に頭を動かさないで下さいね!
❏こんな時どうしたら?
とうぜん美容師さんは声がけや何か話題を振ってきたりします。
でも施術中なのですから頭を動かされては困ります。
普通の感覚ならば状況を理解してくれるはずですが、たまにそうでない方も・・・。
カット中、カラー中、そしてパーマ中もそうですね。
返事や会話はしても、頭は動かさないようにして下さい!
稀に手を近づける人もいるのですが・・・。
状況を考えて欲しい!
シャンプーで頭を持ち上げる時に・・・
シャンプーの時に自分で頭を持ち上げる人。・・・やりにくい。
気を遣ってくれているのは分かります。
きっと重たくないように頭を持ち上げているんですよね。
もしくは重いって思われたくないからでしょうか?
でもそれが不幸を招くことに・・・。
ネープを流している時は力を抜いて全てを美容師さんに任せましょう。
《シャンプー時の注意点》
シャンプーを流す時に頭を持ち上げるのはそれほど重くは感じません。
その重さで首と手の隙間が塞がれてシャワーのお湯がせきとめられるのですが、
あなたが気を遣って頭を持ち上げようとすると逆にシャワーのお湯をせきとめるのが難しくなり美容師さんは焦ってしまいます。
場合によっては襟元を濡らしたり、背中まで濡らしたりすることもあるので注意!
これは美容師さんのテクニックもありますが、もとはあなたが無理に力を入れてしまったからなんです。
凄くやりにくいので、できればこんなお客さんのシャンプーはしたくないと思ってしまいます。
あなたもそう思われないように、シャンプーの時は自然体で力を入れずにいてくれると助かります~
❏こんな時どうしたら?
とにかく体の力を全部抜いて下さい。
リラックスした状態のままシャンプーをしてもらえば良いのです。
この状態であれば美容師さんはコントロールできますが、首などに力を入れられると作業が面倒になって疲れる!
シャンプーの時はできるだけそのまま寝ていてくださいね♪
まったく気を遣わないパターン
まったく美容師さんに気を遣わずお店のことも考えない人のパターンです。
お客様であっても少しは考えて行動しましょう。
こんな事が続くとあなたは間違いなく嫌われちゃいますよ!
予約時間に遅れる 逆に早く来すぎる
《予約時間に遅れる》
予約時間ってのはその時間には施術を始めますよって言う時間ですから、少し前にはお店に着いていて欲しいのです。
多少時間の余裕を取っていても次の予約のお客様を待たせたくないのです。
美容室は技術と接客をする時間を売っている商売。
1回くらい遅れることはあるでしょう。長い付き合いともなれば2回、3回遅れることもあるかもしれません。
美容室側も仕事が押して待たせてしまうこともありますから。
でもそこは持ちつ持たれつで、丁寧に謝ることでお互いに気分良く許せるものなのですが・・・。
ほぼ毎回遅れてくる人には参ります(汗)
そんな人は感覚がズレていると思われても仕方ないですよね!
《早く来すぎる》
遅れないようにって気持ちは有り難いのですけれど、20~30分早く着いて待ってもらうのも気が引けます。
「気にしないで」って言われても気になります。
ある意味遅れないようにって気を遣っているパターンでもありますが、
毎回そうだとプレッシャー。
せめて10分前くらいにして!
❏こんな時どうしたら?
予約時間に遅れそうなら必ず連絡はしましょう。
どれくらい遅れるかが分かれば美容師さんも段取りができます。
でも、時間が無いのであまり無理な注文はしないように。控えて下さいね。
あまりにも遅れるのなら別の日にお願いしましょう。
早く着いた場合は、できるだけ入店する時間を外で調整したほうが良いですね。
車で来たなら駐車場で、電車やバスならどこか時間の潰せる場所で。
でも美容師さんに”お店で待ってて良いですよ~”って言われれば問題ないですけどね。
不快な顔を露わにする
これは担当した美容師さんが悪いのかも知れません。
でも、あなたのことを他の美容師さんも見ています。
あなたが思いっきり不快そうな顔をしていたり、態度に表わしていたりすると
「何かヤバそーな客。。。」
そう周りにも思われてしまいます。
❏こんな時どうしたら?
不快に思うことがあったら担当している美容師さんに言葉で伝えるのが一番良いでしょう。
表情や態度だけでは分からないですし嫌~な印象を与えてしまいます。
「すいません 少し痛いんですけど・・・」
とか、とりあえず柔らかめに伝えてやって下さい。
気分が悪いのは分かりますがそこは穏便に済ませましょう。
優しく伝えても直らないなら強く言っても仕方ないですけどね・・・。
まとめ
他にも”無理な注文が多い”とか”こだわりが強すぎて何度も切り直し”なんてのも参ります(汗)
逆に”髪型への注文が全く無い”のに切り終わってから
「あーだこーだ」言われるのもどうしたら良いのやら・・・。
結構あげればキリがないのですが、
美容師さんの本音を知って少しでも協力してもらえたらな~♪
ってことです。
美容師さんの本音!嫌われるお客って?
あなたもこんな行動に注意して下さいね。
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