蚊の種類でかゆみも違う?刺された時の対処法はコレ!

生活の知恵
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あなたは夏になると決まってあちこち蚊に刺されませんか?

かゆくて眠れなかったり、しばらく腫れて赤かったり。

夏は大好きだけどこればかりは悩みですよね。

 

耳元で”ブ~ン”と音が聞こえたら”ざわっ”と背筋も凍ります。

ベープもしっかり仕掛けているのですが何故か・・・いる。

けっきょくは刺されてしまうのです(;_;)

 

それならば。。。

蚊に刺されてかゆくてしかたない! 刺された時の対処法を考えましょう。

・蚊の種類は?

・かゆみも違う?

・刺された時はどうすれば良いの?

蚊の種類でかゆみも違う?刺された時の対処法は?

 

 

日本でよく見かける蚊の種類 刺された時の違いは?

 

日本にいる蚊の種類は100種類にも及びます。

その中で私たちの血を吸う蚊は30種類ほどいるのだとか。

でも、私たちが生活している中で刺される蚊のほとんどはこの2種類。

「アカイエカ」

「ヒトスジシマカ」

皆さんもきっと見覚えがあるあの”蚊”たちです。

蚊に刺された時におこるかゆみの対処法を探しているのであれば、

この2匹の蚊について知っておく必要があります。

見た目が違うので判別は簡単です。

 

【アカイエカ】の特徴

 

これは皆さんの家庭でよく見かける蚊なので見覚えありますよね。

色は薄茶色と言えば良いのか赤褐色と言えば良いのか

とにかくコイツを見かければ”ヤバイ”と思いベープマットを電源に差し込むかキンチョールを部屋中に”シュー!”っと振りまきます。

「コイツに血を吸われる!」って本能的に皆さんが感じるこの蚊は”アカイエカ”

体調は5~6mmで日本全土に出現します。

刺された後は赤褐色が濃い赤色になっているのがとてつもなく憎たらしい!

”パンッ!”と両手で潰した時に、自分の手に付いた血の色を確認すると”ざまあみろッ”って感じですよね!

「俺様の血を吸うには百万年早いッ!」

とその時は勝ち誇ったように思いますが、結局は既に刺されています・・・。

 

たまに似たような「緑色の蚊」を見かけますが、それはアカイエカではなく”ユスリカ”と呼ばれるハエ(ハエ目)の一種。

ユスリカが私たちを刺すことはありません。

”刺される”って危険を感じていた私ですが心配いらなかったのですね。 恥ずかしいww

 

【ヒトスジシマカ】の特徴

 

黒い体に白い線。見ればヤバイと思います!

これが”ヒトスジシマカ”

体長はアカイエカより少し小さい4~5mmほどなのですが、公園や草むらなど主に屋外に生息するので部屋で見かけることは稀です。

でもたま~に部屋で見かけることがあるのでその時は”エッ”ってびっくりしちゃいます。

そんな時私は必至で叩き落とします! 叩き落とすまでは眠ることは許されません。

それほどコイツには刺されたくないと直感で感じます!

 

刺された時の違いは?どちらがかゆい?

 

蚊に刺されるとなぜかゆくなるのでしょう?

蚊に刺されたときに赤く腫れてかゆくなるのは、蚊が血液を吸う際に血液の凝固を防ぐ”唾液”を注入しているからだと言われます。

蚊の唾液には”麻酔作用”があり、そのおかげで人に気付かれずに血を吸っているのです。

いつの間にかかゆくなっているのはこの麻酔のせいなんですね!

しかし、蚊に騙されるなんて悲しさも感じますが・・・。

 

これらの蚊に刺されて”かゆみや腫れ”がおきるのは私たちのアレルギー反応なんです。

蚊の唾液に含まれる血を固まらせないための”血小板凝集抑制作用”に私たちの抗体が反応し、アレルギー反応から”かゆみや腫れ”などを感じさせるのだそうですよ!

 

”アカイエカとヒトスジシマカのどちらに刺されるとかゆいの?”

 

一般的にはヒトスジシマカに刺されたほうがかゆくなる傾向が強いようです。

ヒトスジシマカはヤブ蚊でとにかく人の血を好みます。

きっと唾液に含まれる”血小板凝集抑制作用”がアカイエカよりも強いのでしょう。

黒っぽい蚊が近寄ってきたら要注意ですよッ!

 

たまに聞く危険な病気「デング熱」や「フィラリア」って?

【フィラリア】・・・アカイエカ

アカイエカは人の血を吸いますが動物の血も吸います。

にわとりなど鳥の血が大好きなのですが犬の血も吸います。

それにより犬の「フィラリア」を媒介することもあるので要注意。

【デング熱】・・・ヒトスジシマカ

ヒトスジシマカは公園など屋外で日中活動することが多いです。

2014年秋に問題になった「デング熱」を媒介する蚊はヒトスジシマカでした。

ウイルスを媒介する蚊はだいたいヒトスジシマカなどのやぶ蚊なので屋外で遊ぶ時は注意が必要です。

※他にもジカ熱、西ナイル熱、チクングニア熱、黄熱などの感染症を媒介。

 

他にも刺される可能性がある蚊はいます。

ヤマトヤブカ、オオクロヤブカ、キンパラナガハシカ、トウゴウヤブカ、コガタイエカ、シナハマダラカなど。

都会の地下街で冬でも刺す迷惑な蚊、”チカイエカ”なんてのもいます。

中でも注意したいのはオオクロヤブカ。体長は大きく(7mm)刺されるとかゆみの度合いもかなり強いとか。

 

ちなみに蚊が血を吸うのはメスだけでオスは血を吸いません。

でもそれが分かったとしてどうなるわけでもありませんが・・・。

目で見てすぐにオスかメスかの判別ができればいいのですが、それができないのなら防御もできません。

どちらにしてもいつの間にか血を吸われています。

 

では、蚊に刺されてしまったら?

最初に取る行動と対処法があれば知っておきたいですよね。

 

蚊に刺されたら?かゆみの対処法!

 

蚊に刺されたら皆さんはどう対応していますか?

薬があったらすぐにそれを塗るのでしょうがもし薬が無かったら?

そんな時に効果的な方法。

冷やす方法温める方法の2つをご紹介します。

一般的に刺される可能性が高い”アカイエカ”と”ヒトスジシマカ”両方に効果的ですよ。

 

【蚊に刺された時には冷やす】

蚊に刺された時に薬が無かったら私は氷などで冷やそうと思いつきます。

冷やすことでかゆみが麻痺すると思うからです。

この方法は確かにかゆみを抑えることはできますが、冷却効果が無くなればまたかゆみはもどってしまいます。

どうしてもかゆくてその場しのぎで良ければ効果的ではあります。

 

 

【蚊に刺された時は温める】

蚊に刺されてかゆい時に”温める”って発想はあまり無いですよね。

でも、温めるほうがかゆみを止める効果があるようです。

刺された場所を温めることによって”蚊の唾液に含まれるタンパク質”を破壊することができ、それによりかゆみを止めることができるのです。

蛇口をひねって直接お湯に当てるとか、濡らしたタオルをレンジでチンして刺された箇所を温めましょう。

 

 

薬は何が良い?

 

応急的な対応で温めたり冷やしたりすることでできますが、それでもかゆみや腫れがおさまらない場合。

そんな時は薬を使いましょう。

虫刺されで有名な薬は「ムヒ」です。

 

かゆみを抑えるなら「ムヒS」

かゆみに加え炎症を抑えるなら「液体ムヒS」

その他に腫れがあったら「ムヒアルファEX」

症状によって使い分けて下さいね。

 

まとめ

 

普段の生活で刺される可能性が高い蚊は「アカイエカ」か「ヒトスジシマカ」の2種類です。

多少ヒトスジシマカのほうがかゆみが強くなる傾向があるみたいですね。

蚊に刺されたらかゆみ止めの「ムヒ」塗りましょう。

もし無かったら”冷やし”たり”温め”たりするのが効果的ですので試してみて下さいね。

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