サランラップやクレラップなど4種類の違いを検証!使いやすいのは?

生活の知恵
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”サランラップ買ってきて!”

他の種類を使っていてもそうお願いするほど「サランラップ」はラップの代名詞のような存在です。

でも実際は「クレラップ」を使っている人も多いんですよね。

我が家は保守派なのでず~っとサランラップを使い続けているのですが、

”クレラップのほうがピッタリ貼り付いて使いやすいよ~”

って職場の人(主婦)の話から比較してみたくなっちゃいました!

メジャーな存在としてシェアを占めているこの2つの商品って実際どちらが使いやすいのでしょう?

ちょうどなくなる頃だったんで 買ってこよ~っと(^o^)
そしたら一緒に並んでいた「日立ラップ」「ポリラップ」も何だか気になる・・・

”もしかしたらこっちのほうが良かったりして”

そんな探究心から贅沢にも思い切って4種類のラップを購入!(笑)

人気のサランラップとクレラップの違い。そして他のラップの性能とどれくらい差があるのか?

”貼り付き度””使いやすさ”など様々な角度から検証しました!

 

 

「サランラップ」と「クレラップ」そして「日立ラップ」や「ポリラップ」の違いって?

 

サランラップとクレラップの違いって?

このツートップは家庭用ラップのシェアで8割近くを占めているそうです。

でもどれだけ他のラップと違いがあるのでしょう。

同じくスーパーなどでもよく見かける日立ラップやポリラップと比較してみました。

他とは違う決定的なものがきっとありそう。

ちなみにどちらが最初に作られたのでしょう?

とうぜん私はサランラップだと思っていたのですが、実はクレラップのほうが早かった!

クレラップの発売は1960年(昭和35)の7月。サランラップの発売よりほんの数ヶ月早かったのです。

元祖はサランラップだと思っていた私でしたが・・・。思い込みってこんなものですよね。

同じようにサランラップやクレラップよりも性能の良いラップがあるのかも。

それがもしかすると日立ラップかもしれないしポリラップかもしれません。

検証してみることで何か発見があるかも!

 

それぞれの貼り付き度を検証!

 

しっかりくっつかなきゃ意味ないよね!

まずはラップに一番必要な「貼り付き度」を検証してみました。

”食器にかけて密閉”する場合と”食品をそのまま巻く”場合にどれだけピタッと密着するのか?

2つの使い方でどれだけの差があるのでしょう。

そして”使い直し”もできる?

 

食器にかけて密閉

1位 クレラップ
2位 サランラップ
3位 日立ラップ
4位 ポリラップ

いちばん密着したのはクレラップでした。皿にピッタリくっついて文句なしです。
サランラップも密着度は高かったのですがより強いのはクレラップ。その差はごく僅かですがね・・・
日立ラップも十分な密着度はありましたがポリラップはこんなもん?ッて感じで弱いです。
まず食器での密着度の違いでクレラップが優勢って感じ。

 

食品をそのまま巻く

1位 サランラップ
2位 クレラップ
3位 日立ラップ
4位 ポリラップ

試しにニンジンを巻いてみたのですがいちばん密着度が高かったのはサランラップでした。
差は僅かなのですがクレラップよりもラップ同士の貼り付きが強いのでしょう。
日立ラップはやや弱い感じでポリラップはそれよりまた弱い。
食品をそのまま巻いた時のラップの密着度はサランラップが優勢!

 

使い直しできる?

1位 クレラップ
2位 サランラップ
3位 日立ラップ
4位 ポリラップ

丸めた後に広げて使い直してみたところ、ほとんど貼り付きが変わらなかったのはクレラップでした。
強さは落ちたけどどうにか使えそうなのはサランラップと日立ラップ。
まったく使えなくなったのはポリラップでした。
ラップをかけても”失敗した~”ってとき絶対ありますよね。
そんな時の再生力はどうもクレラップが強いようです。

 

ラップに一番必要な貼り付き度はサランラップとクレラップが抜きん出ていました。

やっぱりと言う感じとこれ程まで差があるのかと実感。

 

箱から取り出しやすいのは?

 

ラップの使いやすさは箱の構造が大きく関わっています。

ロールが飛び出したりカットしにくかったりすると使っていてイラッとしますよね!

各社それぞれ箱に工夫をしているようなのでその違いを見てみます。

箱から取り出しやすいのはどれ?

 

サランラップ・日立ラップ・ポリラップはロールを押さえる為に横に押し込み式のホルダーがあります。

これを押し込むことでロールが飛び出さずに回転してくれるのですね。

この機能を使わずにいる人って結構いるんですよ!
(実は私もそうでした・・・。この記事を書くことで細部を見ていてやっと気付いたほどです。)

クレラップは箱の上部に付いていますがどれもしっかり機能してロールが飛び出すようなことはありませんでした。

カッター部分も全商品ストレスなくラップが切り取れましたし、切り取った後のラップもしかり箱にキャッチされるので次に使うときも端っこを見失うことはありません。

その点は全部使いやすい設計になっているようです。

もっと差が出るのかと思いきや使いやすさでは大きな差は無いようですね。

ただ、フタを開けるときのスムーズさはクレラップが一番スムーズに開きました。

このスムーズさでクレラップが一歩リードした感じ。

 

「サランラップ」「クレラップ」「日立ラップ」「ポリラップ」検証の結果!

 

ではここまでの結果からどのラップが一番使いやすくて性能が良いのでしょうか?

✔食器などの容器に使うなら「クレラップ」

✔食材をぐるっと巻くなら「サランラップ」

✔使い直すなら「クレラップ」

✔取り出しやすさは「クレラップ」

 

どれも微妙な差でありました。

でも色々検証した結果、私はクレラップが一番使いやすくて性能が良いと言う結論に至りました!

じゃあ今度からはず~っとクレラップで・・・といきたいところなんですが、実は一番コストがかかるんですよね~

毎日使うものですからできるだけ安いほうが助かります。

それを比較してみると。。。

日立ラップやポリラップも侮れません!

 

「サランラップ」「クレラップ」「日立ラップ」「ポリラップ」の特徴・コストは?

 

ラップはどれだけしっかり貼り付くか?使いやすいか?使う側が良い商品と思うのはそこら辺でしょう。

それで言えばやっぱりサランラップとクレラップは優秀ですね。やっぱり。

でもコストであったりそれぞれ素材の特徴もあったりします。

それらを総合して考えると人によって必要とするものは違うかも。

ここからはそれぞれの特徴やコストがどうなのか見ていきます。

 

❏サランラップ(旭化成)❏

【特徴】
サランラップはポリ塩化ビニリデンという素材で作られています。
臭いを通さない力や密着力が強い素材で臭い移りを防ぎ電子レンジや冷凍保存に適しています。
厚みは0.011mmで他の素材に比べて厚いので触った感じもしっかりしていて耐久性も◎

【コスト】
私が買ったのは22cm×20m(幅22cm、長さ20m)で価格は118円
20cmに切って使うとして100回使えます。
1回の使用でコストは1.18円となります。

 

❏クレラップ(クレハ)❏

【特徴】
クレラップの素材はサランラップと同じポリ塩化ビニリデン。
臭いを通さない力や密着力が強い素材で臭い移りを防ぎ電子レンジや冷凍保存に適しています。
触った感じはサランラップよりもしっかりした感じなので微妙に厚い気がします。
耐久性はサランラップより上?

【コスト】
私が買ったのは22cm×20m(幅22cm、長さ20m)で価格は138円
20cmに切って使うとして100回使えます。
1回の使用でコストは1.38円となります。

 

❏日立ラップ(日立化成)❏

【特徴】
日立ラップの素材は塩化ビニル樹脂。
厚さは0.008mmと薄く粘着性も優れていますが伸縮性やカット性に優れています。
触った感じからして薄いので臭い移りや電子レンジや冷凍保存ではサランラップやクレラップに劣るかも。

【コスト】
私が買ったのは2cm×50m(幅22cm、長さ50m)で価格は108円
20cmに切って使うとして250回使えます。
1回の使用でコストは0.43円となります。

2.5倍の長さがありながらも価格も安い!
二重に巻いてもまだ安いのはコスト的に超お得。

 

❏ポリラップ(宇部フィルム)❏

【特徴】
ポリラップの素材はポリエチレン。
ポリエチレン製のラップは厚さは0.010mmと言われていますが触った感じは日立ラップよりも薄い感じがします。
この中で比べると密着力はいちばん低くて弱々しい感じ。

【コスト】
私が買ったのは22cm×50m(幅22cm、長さ50m)で価格は89円!
20cmに切って使うとして250回使えます。
1回の使用でコストは0.35円となります。

超絶の低コスト。もう二重に巻いちゃいましょう!
添加物を一切使用していないので燃やしてもダイオキシンや塩素系ガスが発生する心配はありません。
性能よりもエコロジーを意識した製品?

 

※ラップに表裏ってある?※

素朴な疑問・・・
ラップに表裏ってある?

ラップを箱から引き出すと上になる面が”表”で下となる面が”裏”と考えるのが普通です。
この表と裏では何かが違うの?って素朴な疑問ありませんか?
逆にして使っても貼り付くのは皆さんも御存知ですよね。もしかすると表はちょっと弱いのかな・・・
そう勘ぐっている方も多いと思いますが、じつは表も裏もまったく同じものなんです!
ですからラップを切り取ってどっちが表だったか裏だったか分からなくなったとしても焦らないでください。
どちらから被せてもオッケーです。

ちなみにアルミホイルなんかは表が光っていて裏がツヤ無しになっていますが、こちらも表も裏もまったく同じ素材なのだそうです。
アルミホイルは2枚のアルミをローラーで挟んで薄く延ばして造られるのですが、ローラーに当った面はピカピカと光りアルミとアルミが重なっていた面は光沢が無いのです。
材質は表も裏も一緒のものなんですね。

 

 

まとめ

 

コスパ優先!ッて人は断然ポリラップなんですが、どうにか使えるってギリギリの感じ。

ラップの性能や使いやすさで考えたらシェアを二分するサランラップかクレラップ。

市販ならやっぱり最強です。

今回いろんな検証をして分かったのですがかなり差があるものです。

大切な食品の保管ですのでコスト重視より性能重視。

微妙な差で私はクレラップを推しますけどね。

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