車のアイドリングで消費する燃費って?他にも影響することは?

生活の知恵
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最近はアイドリングストップ機能が搭載された車がほとんどで、燃費に対しての意識が高くなっています。

ガソリンの価格が高くなるにつれ皆さんもなるべく燃費を抑えたいと考えますよね。

私の周りでは、乗りたい車よりできるだけ燃費のいい車を選んでいる人も多いです。

 

でも、車のアイドリングってどれくらいの燃料を消費するの?

 

私は毎日通勤で車を使っているのですが、出勤30分前には駐車場に着くようにしています。

冬は寒いので暖房が必要ですし、夏は厚いので冷房が必要です。

それ以外の季節でも、車中ではスマホで色んな情報を検索しているので充電は欠かせません。

ですから車を駐車してもエンジンを切らずにアイドリングの状態で待機しているのです。

車の燃費計を見ると9.5km/ℓ!

カタログ値では16.0km/ℓなのに・・・(みんカラの統計情報では実質10.98km/ℓ)

これってやっぱり毎日の異常なアイドリングのせいだよね(T_T)

このアイドリングのおかげで毎月どれくらいの燃料費がかかってるのでしょう。

もしかして他にも車に負担が掛かっているのでは?

 

こんな疑問から、今回は車のアイドリングで消費する燃費ってどれくらいなのか?

そして長時間のアイドリングが車に与える影響 を調べて見ました!

 

 

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アイドリングでかかる燃費ってどれくらい?

 

アイドリングでかかる燃費と言っても、車にはハイブリッド車、ガソリン車、ディーゼル車、排気量も様々ですし自動車メーカー各社で性能も違うと思うのですが、ここではガソリン車で一般的にこれくらいっていう目処となる数値をお伝えしておきます。

自分の車は何ccなのか?

排気量別で説明していきますね!

多少前後することを頭においてご自分の車のアイドリングによる燃費を計算するための参考として下さい。

660cc
軽自動車の場合は、1分間に消費されるガソリンは約12.5cc
☑1300~1500cc
コンパクトカーと呼ばれる車の場合、1分間に消費されるガソリンは約14cc
1800cc~2000cc
普通車のこのクラス場合は、1分間に消費されるガソリンは約16cc
☑2400cc~
大型の排気量になると、2400ccクラスで約18cc、3000ccクラスで約20cc

この数値を目処にアイドリングでかかる燃費を計算すれば良いでしょう。

 

私の場合は冒頭で書いた通り、皆さんに比べて毎日異常なアイドリング状態で待機している時間があります。

これを計算してみると、

私の車はスバルのフォレスター。排気量は2000ccです。

フルタイム四駆のSUV車なので燃費は悪くなりがちですが、アイドリング時では二駆も四駆も同じでしょう。

2000ccのアイドリング時の燃費は一分間で約16ccですので、私が駐車場で待機している時間を平均30分と考えるとそれだけで480ccくらい消費しています。

これが一ヶ月22日出勤と考えて計算すると10560cc(10.56L)となります。

私の車はレギュラーガソリンなので、現在のリッター138円(私の地域のガソリン価格)で計算すると約1457円。

一年に換算すると17484円だって!

幾らでも無いだろうと思っていたのですが、年間で考えるとけっこう勿体無いことをしているのですね・・・

 

皆さんの場合はどうですか?

私ほどじゃなくても5分や10分駐車場で時間待ちしている人はいるでしょう。

一日5分で80cc消費するので一ヶ月(22日)で約242円。一年では3000円くらい。

少しでも節約できるものは節約すると考えている人ならこんな無駄なアイドリングはしないのでしょう。

でも、私には必要なことなので、この事実が分かったとしても毎日エンジンを掛けたまま貴重な30分を過ごします!

 

燃費を考えてアイドリングをストップさせる?

 

駐車場で待機する時以外にも、信号待ちや渋滞などでは停止することによって車はアイドリングの状態になります。

今の車のほとんどにはアイドリングストップが標準装備されていますが、皆さんはこの機能を使っていますか?

私はリスタートさせる時のセルが回ってから始動するまでの微妙な時間が嫌いでアイドリングストップは切っています。

何か他に(バッテリーやプラグなど)負担が掛かりそうですしね。

 

でも、このアイドリングストップがどれほど燃費に影響するのか?

それは渋滞や信号待ちの度合いにもよるでしょう。

渋滞は地域でも違いますし、朝や夕方のラッシュ時での渋滞にかかるかでも違います。

信号待ちに関しても、日本の信号サイクルはおよそ1分から2分30秒だと言われていますが、それも丸々最初から待つことはないですよね。

 

私の場合、朝・夕の混雑状況や信号の数で考えると、だいたい一日で10分くらいの時間がアイドリングであると思われます。

この時間を単純に365日で計算しちゃうと、一年間で約58Lで約8000円の消費となります。

これは私の場合の利用状況で予測した計算ですので、もっと安い方やもう少し高くなる方もいるでしょう。

でも、これくらいのものなんです。アイドリングストップを使ったとしても。

ただ私の場合は、駐車場で待機している時の約17484円と、通勤時の無駄なアイドリング約8000円を合わせると、約25484円が無駄と言うことになりますが・・・

 

燃費以外でアイドリングが車に与える影響は?

 

毎日の長時間のアイドリングは、燃料に掛かる費用が増え私達の家計を多少なりとも圧迫します。

私にはそれでも必要な時間なのですが、気になるのは車に何か他の影響が起きないのかってこと。

特に気になっているのはバッテリーなのですが、長時間のアイドリングを毎日繰り返していたら車のバッテリーには影響があるのでしょうか?

 

バッテリーに与える影響は?

 

アイドリングであってもエンジンを掛けていればバッテリーの電気は消費します。

長時間掛けっぱなしにすると最後にはバッテリーがあがりエンジンが掛からなくなってしまうこともあるそうです。

車中泊など長時間エンジンを掛けっぱなしにする時は注意しなくてはなりません。

とくに古いバッテリーや弱っているバッテリーを使っている人は気を付けたほうが良いでしょう。

でも、2~3時間くらいなら大丈夫なので、普段の生活で考えるならバッテリーへの影響は心配しなくても良さそうです。

 

☑アイドリングストップがバッテリーに与える影響は?

アイドリングストップは、信号待ちでブレーキを踏むことでエンジンが停止します。

アクセルを踏むことでエンジンが始動するのですが、この時に最もバッテリーの電気を多く使います。

ですからアイドリングストップを使うことで、バッテリーへの負担は当然大きくなるのです。

でも、アイドリングストップ車にはそれを補う高性能なバッテリーが搭載されているので、機能を使うことで劣化を気にする必要は無いでしょう。

 

他には何に気をつければ良いの?

 

私が他に気になっていたのはプラグなのですが、プラグへの影響は無さそうですね。

でも、エンジンは回転しているので、オイルへの影響はあるでしょう。

一時間で1リットル近くのガソリンを消費する訳ですから、私の車(燃費9.5km/ℓ)では10km近く走行したことになります。

オイル交換の目安を5000kmと考えれば交換時期が早まります。

細かく言えばファンベルトやタイミングベルトやラジエター液など、多くのメンテナンスにズレが出てきますので頭に入れておきましょう。

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