30階建てのビルの屋上に寝そべって眺める空。
キレイな青空とゆっくり流れる雲になぜか心が落ち着きます。
しかし、起き上がって地上を見下ろすと恐怖で体が固まり身動きがとれません。
同じ高さにいるのにその気持はまさに”天と地”
高所恐怖症の人には、何故こんな症状が起きるのでしょう。
実は、私自身も「高所恐怖症」に悩まされています。
展望台、吊り橋、観覧車、どれもこれも怖くて仕方ありません!
いつからこんなことになってしまったのか・・・。
原因を知ることで「高所恐怖症」は克服が出来るのでしょうか!?
高所恐怖症になった原因は?
高所恐怖症と思われる人は全体の3割を占めていると言われます。
私もその一人であるわけですが、記憶の中では子供の頃、高い所は何とも無かったように思います。
自宅の屋根をヒョイヒョイ渡り歩き、高いフェンスも平均台を渡るように歩いていました。
当然、高い所からの景色なんて怖いはずありません。
そんな私がいつから高所恐怖症となってしまったのでしょうか?
《高所恐怖症となる原因》
高所恐怖症になるのは「過去の恐怖体験」がほとんどの原因とみられているようです。
・以前、高いところから落ちて痛い思い、怖い思いをした。
・目の前で高いところから人が落ち大変なことになった。
・テレビや映画・雑誌などから、凄惨なシーンが脳裏に焼き付いている。
実際に体験したことで恐怖を覚えて”トラウマ”となる事がほとんどでしょうが、人によっては情報から脳裏に焼き付いて高所恐怖症となる場合もあります。
強烈なシーンがあたかも実体験したかのように脳が覚えてしまうのです。
私には高いところから落ちて怪我や恐怖を感じた記憶はありません。
しかし、20代から30代の頃、週に3本位はレンタルで映画を観ていました。
特にアクション系は大好きなので、
”こんな高い所からあんなことが起きたらどうしようッ!!”
そんな体験したこともない想像の世界で「起こる可能性がある」と脳が判断してしまっているのかな?
そう自分で勝手に診断しています。
高所恐怖症の克服
旅行に行けば展望台や観覧車や吊り橋、ドライブをすれば絶景のスカイラインなどの運転などは、通常楽しい思い出。
しかし、高所恐怖症の私にとっては”キレイ”もありながらも、圧倒的に”恐怖”の記憶のほうが勝ります。
それはそれで1つの思い出ではありますが、できれば楽しさだけ記憶に残って欲しいものです。
しかし、それが旅行程度ならまだ良いのですが、仕事で大きな支障をきたす人には重大な悩み。
高所恐怖症の克服方法ってあるのでしょうか?
《高所恐怖症の克服方法》
高所恐怖症の人は、下に空間があるということをイメージして怖がる事が多いのです。
そしてそれが想像のうちに増幅されて立っていることもできない程の恐怖に。
しかし、人は本当に危険な状況で無い限りは時間とともに恐怖は薄らいでいって、怖い場所でも15分、20分も同じ所にいれば怖くなくなってしまうのだそうです。
高い所に対して脳が”高所=危険”という結び付けを緩めていくことで高所恐怖症は克服できるのだそう。
一度では無理でも、何度か同じように繰り返せばいつかは克服!
できるのだとか。
・・・。
しかし、私はそれほどまでして克服したいとは思わないのでパスッ!! します。
やっぱりあの恐怖は味わいたくないですから。
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